teratermで接続して行う、コマンドラインベースでのlinuxのファイル操作はWindowsとは全く異なります。
コマンドラインベースなので、GUIベースのWindowsと異なるのは当たり前ですが‥
ファイルの移動
ファイルの移動には「mv」コマンドを使います。
例えば、カレントディレクトリにある「hoge.txt」というファイルを、カレントディレクトリにあるtestというディレクトリに移動したい場合は以下のようにします。
$ mv hoge.txt test
一つ上のディレクトリに移動したい場合は以下のようにします。
$ mv hoge.txt ..
ファイル名の変更
ファイル名を変更するときも「mv」コマンドを使用します。
例えばカレントディレクトリ内にある「hoge.txt」と言うファイルを同じくカレントディレクトリで「foo.txt」という名前に変更したい場合は以下のようにします。
$ mv hoge.txt foo.txt
カレントディレクトリのtestと言うディレクトリに名前を変えて移動したい場合は以下のようにします。
$ mv hoge.txt test/foo.txt
ファイルをコピーする
ファイルをコピーするには「cp」コマンドを使用します。
$ cp hoge.txt foo.txt
上記のようにするとhoge.txtと同じ内容のファイルがfoo.txtとして作成されます。
コピーなので、hoge.txtも存在したままです。
ファイルを削除する
ファイルを削除するには「rm」コマンドを使用します。
$ rm hoge.txt
空のディレクトリを削除する時は「rmdir」を使用します。
また、中身があるディレクトリを削除する場合は、rmdirじゃだめで「rm」コマンドに「-f」オプションを使います。/