社会人一年生時に両親へ腕時計をプレゼント

両親へのプレゼント

私が社会人一年生になった、初任給で、両親に二人お揃いの腕時計をプレゼントしたのです。

その私のプレゼントを、照れ屋の父は、ほう。といっただけ。
母は、こんな事に金銭を使う事はしないで、貯金するように。と・・・

二人揃って、私が必死で探し、選択した品を、笑顔で受け取る事をしなかった事が、妙に、納得できたというか、我が家の家族の常日頃から感じている、雰囲気通りの返事だと、平然と受け止めていましたので、両親の葬儀の時には驚きました。

父の時計は、使いきって、ベルトも擦り切れていましたが、私からのプレゼントだからと、一度もベルトも交換せずに、どこへ行くにも、腕時計をしていたようです。

そして母が亡くなった時、遺品整理の中で、時計をみつけました。
母の時計は、父とは逆に、綺麗に使われていて、もったいないと、めったに、身に付けず、宝石箱に片づけられていました。

二人各々の性格も異なるやり方でしたが、二人とも、私の初任給で購入したプレゼントを、大事に思っていた事だけは、両親を亡くした後で、知りました。

私が人にプレゼントした品の中で、両親へのプレゼントは、大きな思い出あるプレゼントでした。