私がこれまで人からプレゼントされたもので、最高だったと思うのが、子どもたちから贈られた旅行券です。
一昨年、私たち夫婦は銀婚式を迎えました。
夫婦で食事に行っただけで、特別なイベントは何も予定していませんでした。
ところが、結婚記念日の数日前の週末、長男がふらりとわが家を訪れ、「これ、銀婚式のお祝い。おれたちから」と、旅行券を渡してくれたのです。
私たちには2人息子がおりますが、兄弟でお金を出し合って用意してくれたとのこと。
まったく予期していませんでしたので夫婦で大感激。
妻は涙ぐんでいました。
うちは夫婦で小売店を経営していますので、ふだんの休日は週1日。
まとまった休みは、9月になってから取る遅い夏休みと、正月休みだけです。
旅行へいけるのは夏休みだけですので、9月の旅行に使わせてもらうことにしました。
行き先は信州・安曇野。上高地と、ちょっと足を伸ばして白馬をめぐる4泊5日の、私たちにとってはぜいたくな大旅行。
いつも夫婦で旅行するときは、交通費を節約するため車で出かけるのですが、列車の旅にしました。車以外の旅は子どもたちが小さかったとき以来、何十年ぶりのことです。
いつもは車を運転するため、宿へ着くまではアルコールはNG。
しかし、列車ですから、昼からビールを飲めるという、私にとって夢のような旅行になりました。
人生最高の旅行、そして最高のプレゼントだったと確信しています。”

