私が思い出に残っているプレゼントは、中学の時に教師、クラスメイトから貰った色紙です。
私は頭が悪く成績もいつも下の方、部活動でも特に飛び抜けて上手いわけでもなくて、何も出来ない生徒だったと思います。
そして私は、3年生の終わり。もうやっと卒業だ。という時期にクラスから孤立する様になりました。
自分でも、何故あの時にクラスメイトから煙たがられる様になったのかは分かりません。
それから私はクラスに入る事も出来なくなって、オアシスルームという訳ありの生徒が通う、特別教室みたいな所へと移動しました。
そこでは新しい友達も出来て、別にクラスに戻れなくても良いかな、このまま此処に居たいな。と思うようになりました。
親も教師も「戻れ」などとは特に言わず、そのまま卒業式までオアシスルームへと通いました。
「せめて卒業式は皆と一緒に出て、卒業証書を受け取って来い。」
そう担任に言われ、何であんな裏切った子達と一緒に居なきゃいけないんだ。と反発はしましたが、渋々卒業式には出ることになりました。
周りの生徒が泣いている中、特にこの学校には未練もなく、ただただ無愛想な表情をして突っ立っていたかと思います。
いよいよ卒業式が終わり、久し振りに自分の教室、自分の席へと腰を下ろしました。
そうすると、ボロボロと泣いている教師とクラスメイトが私の前へと並びました。
何事かと驚きましたが告げられたのは「ごめんなさい。」という言葉でした。
大きめの色紙に教師とクラスメイト全員が手書きで「卒業おめでとう」と書いてくれていました。
今まで意地を張っていた自分が馬鹿馬鹿しくなって、一緒に泣いて最後の最後で和解する事が出来ました。
無視されて辛かった気持ちはあったけど、そういう経験を出来る事って貴重で素晴らしい事だと思います。
今でも中学時代の友達とは頻繁に会っています。

