私が中学3年生になる春休み愛知県から兵庫県に引っ越しました。
転校生になった私は、新しい環境に胸を膨らませていました。
始業式。3年生なのに、真新しい制服を着て登校しました。
何もかもが新しく、教室に入ってみんなへの自己紹介。
まだまだ中学生の私は、緊張しながらもゆっくり自分の名前を言って、よろしくお願いしますとお辞儀しました。
担任の先生は、男の先生で熱血先生という感じで、みんな仲良くして欲しいみたいな事を言ってくださいました。
その日は、男子から話しかけられただけで、女子は、私の様子を観察しているようでした。
すぐに慣れれる訳ないか、、、と思いながら自分から話しかけるように意識してみたり毎日何とか頑張ってみました。
愛知県にいた頃は、友人も多い方でいつも休み時間は、みんなでワイワイしていたしお弁当の時間も1人でなんてあり得なかったけど、兵庫県に引っ越してからは、1人で過ごす時間が多くなってました。
男子は、相変わらず普通に話しかけてくれて、休み時間も誘ってくれました。
それから5月になり、修学旅行に。その頃には数名の話しができる女子の友達が出来ていました。
東京ディズニーランドへ行きました。
1人にならないように意識して気をつけながらみんなと一緒にいれるように気をつけながら過ごす修学旅行。
正直、、、やっぱり楽しくなかった。
みんな気がついたら私を置いてけぼりにしたりしていたので、気のせいかと思いたかったけど、気のせいじゃない何か違和感がありました。
だんだん学校に行くのが辛くなってきてしまいました。多感な頃だったから、尚更。いつしか登校拒否みたいに行きたがらない朝が増えました。
母が、パートに出掛ける時間を見計らって家にこっそり帰った事もありました。
ある朝。母に。「行きたくない」と言って泣いてしまいました。
母は、愛知県で人気者だった私のイメージのままだったせいか、いきなりの私の涙に驚いていました。
担任の先生がきて下さったのですが私の気持ちは、晴れませんでした。
何で?転校生だから?みんななんで冷たいの?
クラスのリーダー格の女子に思い切って聞いてみました。
意外にも理由を話してくれました。
あなたが転入してくる直前までいたヤンキーの女の子に顔が似てるから。
こんな理由⁈
こんな理由で私に冷たくしてたの?
理由がわかったけど、悔しくて悔しくて泣きながら帰りました。
そんな時愛知県に残って働く7つ年上の兄から電報がきました。
その日は私の誕生日でした。
開けたらオルゴール付きの誕生日カードでした。
イッツスモールワールドでした。
泣きながらオルゴールの音を聴いていました。
その時1人じゃない。大丈夫って勇気をもらいました。
今でも何か苦しい事があるときにはこの誕生日カードを開いています。
いつまでも宝物の誕生日カードです。

