Windows上だと右クリックや、「Ctrl-c」や「Ctrl-v」のショートカットでコピー&ペーストが可能ですが、teratermを使用した場合は少し異なります。
teratermでのコピー
teraterm上に表示されたテキストをコピーするには、マウスを使って該当のテキストを選択します。
これだけでコピーは完了です。
メモ帳などのWindows上のテキストエディタの上に貼り付け(ペースト)を行うと、先ほど選択したテキストが貼り付けられます。
これで、選択したただけでコピーされていることがわかります。
teraterm上への貼り付け(ペースト)
逆にメモ帳やブラウザ上のテキストをコピーして貼り付ける方法を説明します。
teraterm上に貼り付けるには「右クリック」します。
それだけです。
例えばメモ帳のテキストを選択して「Ctrl-c」するか右クリックから「コピー」を選択してコピーしてください。
その後、teraterm上にマウスカーソルを持っていって右クリックをすると、コピーしたテキストが貼り付けられます。
注意点
コマンドラインへの貼り付け時
teratermに複数行を貼り付けると、最後の行以外の各行がLinux上でコマンドとして実行されてしまいます。
貼り付けたテキストの中にたまたま、フォイルを削除や移動するコマンドが入っていると意図せずデータを失うことになりかねませんので注意してください。
テキストエディタ(viエディタ)への貼り付け時
Linux上のテキストファイルに貼り付けたい時も多いと思います。
Linux上のテキストファイルにテキストを貼り付けるにはそのテキストファイルをテキストエディタで開いておく必要があります。
このサイトでは vi エディタをメインに紹介しているので、viエディタで、開いたテキストファイルへの貼り付けについて説明します。
挿入モードの状態で貼り付ける
コピーしたテキストをLinux上のテキストファイルにテキストとしてコピーしたい場合は、viでLinux上のテキストファイルを開き、挿入したい箇所にカーソルを合わせた状態で、かつ、挿入モードに、しておきます。
この状態で右クリックすれば、無事カーソルのところにテキストが貼り付けられます。
コマンドモードだとコマンドが実行される
viでテキストファイルを開いて、かつ、コマンドモードの状態でテキストを貼り付けると、それらのテキストはコマンドとしてviに認識されます。
たとえば「1GdG:wq」をコピーして、コマンドモードの状態のviに貼り付けたら、テキストファイルの内容が全て消されてファイルが保存されます。
こういう危険なことも起こり得るので貼り付ける際は気をつけてください。