Windowsでは、マウスとキーボードを使った GUI(Graphical User Interface)で操作を行いますが、Linuxではキーボードのみを使うCUI(Character User Interface)、つまりコマンドラインからの操作がメインになります。
なので、まずは必ず知っておきたいコマンドをご紹介します。
ディレクトリの移動
ディレクトリ(windowsでいうフォルダ)の移動もコマンドラインから行います。
ディレクトリの移動については cd コマンドを使って、以下のようにします。
1 |
$ cd <移動先ディレクトリ> |
例えばworkディレクトリに移動したい場合は以下のようにします。
1 |
$ cd work |
詳細は「ディレクトリの移動」を参照して下さい。
ファイルの一覧表示
ファイルの一覧は “ls” コマンドを使って表示させます。
1 2 |
$ ls memo.txt memo2.txt |
ファイルの確認の詳細は「ファイル一覧」を参照ください。
ファイル操作
ファイルを移動、コピー、削除するには、それぞれ以下のコマンドを使います。
移動 | mv |
コピー | cp |
削除 | rm |
名前の変更 | mv |
詳しくは、「Linuxにおけるファイル操作」を参照ください。
補完機能を活用する
コマンド入力を手助けする補完機能があります。
たとえば、コマンドラインで “cp ho” と入力した状態で Tabキー を押すと”cp hoge.txt”と
表示されます。
1 2 3 |
$ cp ho $ cp hoge.txt |
これはファイルだけではなく、コマンドの補完にも使えます。
テキストファイルを編集する
Linux上のテキストファイルを直接編集する場合は、vi、または、emacsというテキストエディタを使うことが一般的です。
viについては「viとは」「viの基本操作」「viの基本操作(2)」を参照ください。