MySQLでデータの検索(SELECT文の基本)

MySQL

SELECT文の基本

SELECT文はSELECT句とFROM句が必須の句となります。

たとえば、hogetableというテーブルの全データ(全列全行)を取り出すには以下のようにします。

この例の書式は以下です。

上記の例の”*(アスタリスク)”は”全部の列”を意味します。
なので、この場合すべての列が抽出されます。

今回は以下のテーブルを例に説明します。

MySQLのテーブルの全データを抽出する

select句とfrom句だけを使い、select句に’*'(アスタリスク)、from句にテーブル名の’member’を指定します

MySQLのテーブルから条件にあったデータだけを抽出する

で、このままだと、全行を抽出してしまうことになるので、通常は”WHERE句”を
つけて、条件にあったデータだけを抽出します。

たとえば、memberテーブルの中から、”address”列が”東京”の人だけを抽出したい場合は
以下のようにします。

MySQLのテーブルから抽出するときに列を指定する

SELECT句に’*’を指定すると全列が表示されます。表示する列を限定したい場合は、’*’ではなく列名を指定します。

複数の列を指定する場合は’,'(カンマ)で区切って指定します。

列に別名をつける

ちなみに、列名に別名をつけることもできます。表示する列名の後にスペースで区切って
別名を記入します。

これは、複数のテーブルを扱うなど複雑な処理をする場合に役に立つときがあります。
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