我が家は母子家庭で小さい頃からサンタクロースが来ることは一度もありませんでした。
小学生の頃クラスメイトがサンタクロースから何をもらったかを話していてその輪に入ることができず、クリスマスなんてなければいいのにと小さいながら考えていたのを今でも覚えています。
そして私が18歳のころ母が病気になり余命を宣告され、正直これからの不安で毎日が暗いものでした。
兄がいたんですが、仕事が忙しくゆっくり話すこともできず、私が母の病院で寝泊まりし先生から病状の説明をうけ、泣きそうになるのを我慢し目を真っ赤にしてるのを母にばれないようどう隠そうかそればかりを考える日々が過ぎたクリスマス。
朝起きると枕元に大きな袋が置いてありました。中を開けてみると大きなキャラクターの抱き枕。
嬉しさのあまり抱きしめて泣いてしまったのを覚えています。
落ち込んでる私に少しでも笑顔になって欲しいと届けてくれたんだと思います。
その後母は他界してしまいましたが、忘れられない私のサンタクロースの話です。

