社会人1年目のときに8歳年上の彼氏と付き合っていました。
私にとっては初めての彼氏であり、初めて迎える彼の誕生日だったため、プレゼントはとても悩んでいました。
彼は30歳目前で、あまり高額なものだと引かれると心配になり、だからといって年齢的にも安いものは身に着けてもらえないと思いました。
まず最初に、贈り物として時計を考えましたが、彼は整備士をしている為、整備中の機械を傷つけないよう時計はしないと以前聞いていました。
そもそも時計にはあまり詳しくないので、インターネットで腕時計を検索して高額なものばかり目に入り、社会人1年目の私の経済力では手が出せませんでした。
時計のほかに何がよいだろうか、と悩みながらいつもの道を歩いていたら雑貨屋が目に留まりました。
一度も入ったことがない雑貨屋で、今考えてもなぜ扉を開けたのかもわかりませんが、
私はその雑貨屋へ足を踏み入れていました。
そこで見つけたのが絵本ギフトです。
一目見た瞬間にこれを贈りたいと感じました。
あなたに出会えたことが嬉しいということ。
あなたと一緒にいられることが嬉しいということ。
私が彼に伝えたいのはこれだと思いました。
彼の誕生日は冬真っ只中の為、誕生日当日の朝に、彼の枕元に用意しておいたマフラーと手袋のセット、雑貨屋で購入した絵本を置いておきました。
目を開けた彼は枕元に置いた所為で「サンタさん?!」と驚いていましたが、絵本を読みながら、号泣していました。
30代に突入する男性とは思えませんでしたが、その姿を見て私も喜んでもらえたことに嬉しくなって一緒に泣いてしまいました。
今現在もその彼とお付き合いしています。
当時贈れなかった腕時計もプライベート用として彼に何回目かの誕生日にプレゼントすることが出来ました。
そして、絵本ギフトも一緒に贈るのが恒例となりました。
私がはまってしまい、誕生日が近づくと絵本を探すのが今では楽しみとなっています。
このままずっと彼の誕生日を祝い続けたいと思います。

