思い出の場所を一緒にたどったプレゼント

彼女へのプレゼント

彼と付き合い始め1年目のことでした。

記念に何がほしいか、以前から聞かれてはいましたが、本当に特に物欲のなかった私は、別にほしい物はないので、二人で一緒に過ごして思い出を作れたらそれが一番だと伝えてありました。

そして、その日は朝早く待ち合わせをしていました。
いつもは車移動の私たちだったのですが、その日は駅で待ち合わせ、という事になったので疑問には思っていました。

そして待ち合わせの時間に現れた彼は特に何の説明もなく、ある電車へと乗りました。
さらに駅からバスに乗り、停留場から降りてとあるマンションの前に到着。

ここが何?と聞く私に主人は、自分の歴史を見てもらいたいと説明をし始めました。
そしてそこは彼が産まれた家が建っていた場所でした。
引っ越した後マンションが建ったのでした。
そこから、歩いて主人が通っていた小学校へ移動。
敷地の外からグラウンドなどを眺めてあれこれ思い出話をしてくれました。
そしてバスで中学校へ向かい、またその周辺を歩き回り、よく行ったコンビニや本屋などに案内してくれました。
そしてまた電車に乗って高校へ。

思い出話は尽きなかったようで、いつもは口数も少ない彼でしたがずっと喋っていました。

とても思い出深い1日になりました。