受け取ってもらえないのがわかっていたプレゼント

彼女へのプレゼント

若かった頃の話です。

当時お付き合いしている5歳ほど年上の男性がいました。
付き合って3年くらいがたったある日私から別れを切り出しました。

小さい頃から憧れていた海外留学の夢を諦めきれず行く事を決めたのですが、待っていて欲しいと言えませんでした。
元々私から好きになって始まったお付き合いではなく先方から告白されて始まったものでした。
私に燃えるような恋愛感情はなかったもののほのぼのとした落ち着いたお付き合いを続けていました。

いざ留学となった時、数年の間待っていて欲しいと言えばきっと彼なら待っていてくれただろうけれど、正直会わなくても好きでいられるかどうか私の気持ちに自信がなかったので正直にそう告げました。

その後最後にもう一度だけ会って欲しいと言われて会ってみると指輪のプレゼントと共にプロポーズされました。

驚いてもちろん断り指輪も受け取らなかったのですが、彼は「返事はわかっていたけれど自分がこの先前に進むために必要だった」と言いました。

結局その彼とはそれきりになりましたが今もどこかで幸せでいる事を願っています。