僕たちは、出会い系サイトで知り合いました。
彼女はベトナム人で大学で日本語の勉強をしていたので、とても流暢に日本語を話せます。
仕事もベトナムの日本系企業に勤めています。
いつしか二人は、スカイプでビデオ電話をして、毎日顔をみて会話をするようになりました。
彼女に「どうやって日本語を勉強したの?」って聞いてら、「漫画」って答えました。
「何?」って聞いたら、「ドラえもん」って答えが返ってきました。
彼女は、日本のアニメキャラクターのなかで、ドラえもんが一番好きと言うことでした。
ベトナムでもドラえもんのグッズは売っているそうですが・・・。
種類が少ないのと、かなり高価なので、なかなか集められないそうです。
その後少しずつお互いを理解しあって、二人の気持ちに同時に「会いたい!」と言う気持ちが芽生えてきました。
顔を見ると「会いたいね!」って。
僕は彼女に会いに行くことにしました。
出会いの記念に何か贈り物をしようと考え、できれば、彼女が喜ぶ贈り物を!。
それでインターネットでドラえもんグッズを探しました。
あまり高価なものは、なるべく避けて探していると、ちょうど良いものがありました。
キーホルダーです。
ベトナムの主な交通手段は、一般的にバイクです。
僕の選んだ贈り物は最適だと思いました。
それも川崎市のドラえもんミュージアムにしか売っていませんでした。
「これにしよう!」。
当日彼女はとてもびっくりして、そしてとても喜んでくれました。
彼女の笑顔は今でも忘れられません。
但し、僕の意図した結果とは違うことになりました。
彼女はそのキーホルダーをバイクの鍵に着けず、飾っているそうです。
「大切な記念だから!」。
僕は、ますます彼女の虜になりました。

