昨年末ですが剣道の師匠から忘年会で居合刀と袋竹刀を頂きました。

師匠

私は昨年末、所属している剣道のサークルで忘年会がありました。

毎年盛大に行われ参加するのが毎年楽しみでした。
昨年の秋は剣道の五段の昇段審査がありました。
2回程落ち、1年間仕事と生活に追われながら少しでも時間を作り、教本や様々な人に指導を受け、かつ試合や一人稽古を可能な限り欠かさずしました。
秋の昇段審査では合格でき非常に嬉しかったです。

忘年会もいい気分で参加できました。
居酒屋も貸切状態でした。
会員の人達とお酒を飲んだり会話したり、お酒を注いだりしてました。
色々周って、剣道の師匠であるH先生の所に感謝の礼とお酒を注ぎに行きました。

H先生は私が学生の頃からずっとご指導して頂きました。
最近は年齢やお仕事の部分で以前よりは稽古の参加も毎回来れなくなってましたが、それでも顔を出して頂いたときには調整やアドバイスを頂いていました。
H先生は、「ちょっと隣の部屋に来てくれないか?」と突然言われました。
(えっ、何だろう?何か失礼な事を言ったかな?)と思いながらも断る理由もなく隣の個室の部屋に入りました。

すると紫色の細長く包まれた2本の風呂敷包みが目の前にありました。
1つは剣道の竹刀ほどの長さ。
もう一つはその半分より少し短めでした。
H先生は、「本当に君の合格が嬉しかった。 おめでとう。これは私からの細やかな祝いだ。他の人には言ってないので内密に。」と渡されました。
私はH先生に見てみろと言われ包みを取りました。
すると、一つは真剣でない模造刀ですが。居合道等で使う居合刀の刀でした。
中々の重さでした。
先は鋭く尖っていました。「斬れないけど突けるから。人に着けば殺傷能力はあるから、そんなことはしないようにな。」と冗談で笑いながら言われました。
そして、もう一つは竹刀でした。が、竹刀の頭から半分は黒い熱い布に覆われていた袋竹刀でした。
「これは柳生新陰流の剣術で使う袋竹刀だよ。以前習ったことはあるかと思うが。部屋で振れる長さだから、季節問わず稽古ができるぞ。」と言ってくれました。
H先生が言うには剣道のみ。竹刀のみでは本当の剣の道がわからないし、より高みをめざし生涯続けて稽古していくには色々知ってないと駄目だとのことでした。
剣道では面や胴等の防具に守られている。それを装着しない練習が大事で自分もずっと先代の師匠からそういわれてしてきた。

思い刀を振っては肉体的、精神的にも鍛錬になる。刀の刃筋や特性も理解できる。
それに師匠からは数年前からですが、剣道とは別に柳生新陰流の剣術を何回か教えていただいた時がありました。

時には新陰流の先生が県外から来てくれて指導を受けたこともありました。
柳生新陰流では袋竹刀を使って練習しているのだそうです。
袋竹刀だと剣道の竹刀と違い痛さもだいぶ少なく軽い。
軽いので攻撃して打つポイントを止めることなく最短で打てる。
この二つを使い練習して行けば剣道もレベルアップしていくよと教えてくれました。
師匠から、「これからも精進してな。」と言われて渡されました。

嬉しさと感動でしばらく言葉がでませんでした。

しかも嬉しくて目頭が熱くなりそうで何とか堪えてました。
H先生に感謝の礼を述べ、忘年会終了後は直ぐにタクシーを捕まえて乗り大事に持って帰りました。
現在、仕事で行けない時は家の中で稽古をときたまする時があります。
竹刀ですと家の外の庭に出て降らなければなりませんが、袋竹刀は、家中で気軽にできます。
居合刀も天井の高い所で何とかギリギリできます。外も雪や寒さがあるので春先になったら庭でやりたいと考えてます。

先生から頂いた刀と袋竹刀を必ず大事にし、これからも剣道の上達に努めて行こうと思いました。素敵なプレゼントでした。