ありふれた何にもない一日の花

彼女へのプレゼント

私が初めての恋人にもらった心に残るプレゼントがあります。

今から20年以上前になります。
なんでもないある日、夕方に仕事が終わって迎えにきてくれた彼が、いいところに行こうというのです。
車にのせてもらって、どんどん山の中をいくのですが、たどり着いたのは、なんでもない田園風景が広がる田舎の田んぼでした。

本当になんにもないく、あたりはほぼ緑色の風景なのですが、山の裾野にひろがる一角が違う色で埋め尽くされていました。
どんどん近づいていってみると、ピンクや、オレンジ、黄色といった、色とりどりの色がひろがっています。

それは、コスモスの花畑。

その日のお昼に、仕事でこの場所に通りがかった彼が、私に見せてあげたいと思ってつれてきてくれたのです。

現在みたいに、スマートフォンやデジカメの無い時代でしたので、画像が残っているわけではないので、
うろ覚えで頭の片隅にイメージが残っているのですが、ほんとうに、美しい、やさしい色の風景でした。

その気持ちに心から感動して嬉しかった事。 一生忘れる事はない 宝物のプレゼントです