パールハーバーは日本では真珠湾として有名な場所です。
日本人なら誰もが知っている、真珠湾攻撃の舞台となった場所です。
誰もが知っているはずだけど、実際に訪れてみると、なぜだか日本人のすがたはほとんど見かけません。
日本人が行くと白い目で見らるんじゃないかとかで風評被害のようなものかもしれませんし、
レジャーやグルメが中心の観光では、シリアスに感じる場所は避ける傾向があるのかもしれません。
ですが、白い目で見られるなんてことは一切なく、思った以上に見ごたえのある場所でした。
駐車場にレンタカーを止めてから、はじめに3ドルで貴重品以外の荷物を預けます。バックもです。
財布と携帯電話、カメラくらいしか持てません。
中に入って何かしらおみやげを買うと、袋がもらえるのでその中にいろいろ入れちゃいました。
はじめにアリゾナメモリアルのチケットをもらうと、そこは無料ですが9時半に来たのに14時15分のチケットでした。
午前中だけ見て回ろうと思ってたのに大誤算です。
あとは戦艦ミズーリだけの予定でしたが時間があまるので潜水艦ボーフィンも見ることにしました。
日本語での音声ガイドも借りて、潜水艦の中をじっくり探索。
音声ガイドのボリュームが多すぎて全然全部聞けないくらいなのと同時に、潜水艦の中もすごくみっちりでゆっくり見てられないほど。
狭い中にベッドがギッシリ入っている姿や計器の多さが印象的でした。
その後、バスで移動して戦艦ミズーリへ。
ミズーリ号は湾岸戦争まで使用されていたこちらも本物の戦艦です。
圧倒的な大きさ、中は次々といろんなお部屋があり、矢印がないとかなり迷いそうです。
特攻隊が突撃した跡、太平洋戦争を終結してサインをした場所、期間限定でしたが特攻隊員の遺書などが展示されておりとても印象に残りました。
それから最後にアリゾナメモリアル、太平洋戦争の展示コーナーを見て終わりました。
アリゾナメモリアルは最初にビデオを見てから船に乗って移動します。
ビデオはアメリカの視点から日本が真珠湾攻撃を仕掛けたことをまとめていました。
アリゾナメモリアルからは、70年以上たってもまだ沈んだアリゾナ号から重油が少しづつ流れてしまっていて、痛ましい気持ちになりました。
最後は太平洋戦争の展示コーナーを見て終わりました。
色々考えさせられるものもありますし、戦艦や潜水艦に入るというのもなかなか珍しい体験でしたし、
とにかくボリュームが多くて(航空記念博物館には行けなかったし)、一度でさらっと見るにはもったいないというか、またもう一回じっくりみたいな、と思いました。
日本の展示物も多いので、日本人はやはりたくさん来るべき、と思いました。
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